SONYのVLOGCAM「ZV-1」をしばらく使ってみてあったら良いものをピックアップ。

本体

まずはZV-1本体ですが,普段からソニーストアで買い物をしていると割引クーポンなどを使って他の量販店の最安値に近い価格で買えるのでソニーストアで購入してます。私の場合は後述するシューティンググリップも欲しかったので,ZV-1G(シューティンググリップキット)をソニーストアで買いました。このとき、液晶保護シートも合わせて買っておきましょう。

ZV-1 購入 | デジタルカメラ VLOGCAM | ソニー

モニター保護ガラスシートPCK-LG1

メモリーカード

ZV-1で4K 100Mbpsの動画を撮影するには「XAVC S」対応のカードが必要です。
TOUGHシリーズは高いですが確実に撮影するならSF-G128Tではないでしょうか。

SF-G128T/SF-G64T/SF-G32T 購入 | 記録メディア | ソニー

とはいえ,普段は4K 60Mbpsでも十分高画質ですから,ここはコスト削減で別のカードでも良いかもしれません。
シリコンパワーのSDXCカードにすれば価格は3分の1くらいになりますね。(私は使っていないのですが)

バッテリー

バッテリー消費はそこそこ激しいので,多めにあると心強いです。
これはソニーストアよりAmazonのほうが安いですね。

充電器

充電は一度に複数バッテリーを同時に充電できるものがあると便利です。
全部まとめて充電してしまえば,どれを充電したかとか気にせずに過ごせます。

また,持ち運びながらモバイルバッテリーなどを用いて充電するのであれば,「SONY カーチャージャーキット ACC-DCBX」があると便利です。充電器のサイズが非常に小さくてバッテリーケースにもなるので取り回しが良いです。

シューティンググリップ

ワイヤレスリモートコマンダー機能付シューティンググリップ GP-VPT2BTですが,Bluetooth接続でZV-1を操作できます。遅延なく操作できるし,操作性も良いし,三脚にもなるので便利です。動画を撮るなら後述のジンバルが良いですが,写真をバシバシ撮るならこっちのほうが良いですね。

なお,ジンバルの下にくっつけて使うこともできます。両手がふさがっても差し支えないシーンでは,右手でジンバル・左手でシューティンググリップで操作を行うと非常に便利だったりします。

リグ

ZV-1にシューティンググリップを取り付けてしまうと,そのままではバッテリー交換ができなくなるのが不便ですがその不便を解消するリグが「SmallRig Sony ZV1カメラ専用ケージ-2938」です。

これを使えばシューティンググリップを付けたままでもバッテリー交換ができます。

フィルター

ZV-1用のフィルターセット「H&Y 49mm MagneticフィルターKit for SONY ZV1」です。

両面テープでマグネットアダプターリングを貼れば磁石の力でくっつくフィルター3種類(UV・CPL・ND64)を使うことができます。

NDフィルターを付けることで動画撮影においても写真撮影においてもシャッタースピードを長くとることによる変化が得られます。また,CPLフィルターを付けることで水面やガラス面の反射を低減することができます。例としてはこの動画の5分以降の部分がわかりやすかったですね。

いまなら公式サイトに15%OFFのアウトレット品があるのでお得です。

ジンバル(電動スタビライザー)

ZHIYUN CRANE M2 はZV-1に適したコンパクトなジンバルです。
ジンバルを使えばこのデモ動画のように手振れを大きく抑えてヌルヌル動く動画が作れて楽しいです。

なおジンバルとZV-1をWi-Fiで接続すれば動画撮影やズーム操作をジンバルで行うことが可能です。

ただ,私の場合は子供の動画を撮ったり写真を撮ったりするわけですが,Wi-Fi接続だとスマイルシャッターが使えない・微妙に反応が遅い・動画の撮影開始はできたけど写真撮影ができなかった,ということがあったので,ジンバルの下にシューティンググリップを付けてカメラ操作することのほうが多くなっています。(何か正しく設定できていないのかもしれない)

ZHIYUN CRANE M2用 クイックリリースプレート

ジンバルとカメラはメモリーカードの付け外しの際やバッテリー交換の際に取り外しますが,その時これらのプレートがあると位置合わせするのに便利です。

SmallRig ZHIYUN Crane M2ジンバル専用一体型アルカ規格底プレート-DPC2508

汎用クイックリリース プレート(アルカスイス規格)

接続ケーブル(ZHIYUN CRANE M2からZV-1への給電)

ジンバルCrane M2とカメラZV-1をUSBケーブルで接続すると、ジンバル経由でカメラを充電することができますが、micro-b to micro-b(マイクロBオス同士)の短いUSBケーブルはなかなか見つかりませんでした。仕方がないので、自作することとしましたが、必要な材料は以下の通り。

自作用USBマイクロBタイプのコネクター

サンワサプライ Magnet脱着式microUSB変換アダプタケーブル AD-MMG01

配線方法は、小柳出電気のブログがわかりやすいです。

サンワサプライのケーブルは導線が太めな上に,(直流5V通電できれば良いだけのわりに)撚り線の1本1本が絶縁されたリッツ線のためハンダ付けが少し難しいですが、予備ハンダをしっかりつけて絶縁を剥がしてがんばってハンダ付けしました。なお、極性は赤色が+5Vで色のついていないほうがGNDでしたが、DIYされる際は各自テスターでご確認ください。(どちらにせよ導通チェック・絶縁チェックしなきゃですので)

コネクタカバーとの接着はヒケの少ない2液混合タイプのエポキシ系接着剤が良いと思います。

コニシ ボンド Eセット 15g

ハンダは細めのが良いかも。

goot(グット) 高密度集積基板用 鉛入りはんだ Φ0.6mm 

ハンダ付けの際にケーブルシースが溶けないようにヒートクリップもあると良いですね。

goot(グット) ヒートクリップ 放熱用クリップ 2種類セット H-2SL

こんな感じで自作しましたが,良い既製品があれば教えてください。

レンズ拭き

レンズやフィルターのお手入れにはレンズペンが便利です。これはZV-1に限らずよく使っています。

おしまい

以上です。また何か便利なものを見つけたら追記します。


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