うちのBSアンテナが古くなってサビて落下しそうだったので新品を買って取付ました。
まず,初期状態これです。
もうサビサビです。
これを撤去して,マストにはローバルという亜鉛メッキ塗装を行いました。
で,新しいのをつけるんですが,古いアンテナ工事が正直微妙な施工でしてケーブルを屋根にずるずるひっぱっていって,一階のリビングの壁に穴をあけて直接そこを通していたみたいなんですね。
そこで今回はちゃんとアンテナ付近の壁に穴を開けて,防水のスイッチボックスを付けて,屋根裏引き回して壁にアンテナ接続口を付けます。
まず,壁に穴をホールソーで開けていきます。
が,知らなかったんですが,うちの壁2~3cmくらい?外壁がモルタル塗装の下がコンクリートになってました…。
海岸沿いだから強風対策でそうなっていると親は言っていました。
なので,穴開けるのはとても時間かかりましたね…。(それでもホールソーで開きましたが。)
穴を開けたら壁の中にPF管を通して行きます。
押し込んでから屋根裏へ移動して引っ張るのを繰り返して設置完了。
ジョイントを付けてパテで埋めます。
パテ埋め時はダム材としてスポンジ状の隙間テープ巻いてから押し込んで
マスキングしてパテを詰めたら,最後に取付予定のスイッチボックスを使って埋まったジョイントの向きが傾かないように押さえてました。
固まったら外してはみ出した部分を削ると
こんな感じに仕上がりますね。
そこからさらにスイッチボックス用の取付ネジ穴をちょっと大きめに開けてロックタイトパテで一度埋めてから
ねじ径にあった穴をあけておきます。
屋外用の防水スイッチボックスはゴムパーツで水が入らないようになっているみたいですが,念には念を入れてシリコンでコーキングしてみました。
仕上がりはこんな感じです。
ここに7Cの太い同軸ケーブルを通してあげて
アンテナを感度測定しながら方角を合わせて設置したのちに接続してあげます。
同軸ケーブルのコネクタには防水コネクタを使用しています。
さらに防水キャップも使用して2重防水。
さらにすきまパテで埋めて3重防水。
また,屋外なので,PF管も含めて耐候性テープを巻いています。
すきまパテはスイッチボックス側でも使ってますね。
これで防水は多分かんぺきだと思います。
あとは,海沿いですぐにSUS304は錆びてしまうので,ローバルを上塗りします。
SUSのネジはすぐに潮風と雨水がたまる場所から錆びてしまうのです。
適当に養生して
塗りまくります。
ローバルはとりあえず塗っとけば錆びない安心感があります。
亜鉛の塗膜が腐食で薄くなってきても上から塗ればいいですし便利です。
これで屋外作業は完了ですね。
屋内の方は,まぁ普通に屋根裏通して
壁コンと並べてアンテナ線出してます。
まぁ一回中で中継ボックス入れてたりはしてますが大した話ではないですね。
今回は,アンテナのサイズが60cmと大きいものを選んだのと,ケーブルも7Cと太いものを選んだ甲斐があって,受信レベルはテレビで97~99くらい出ていたので満足です。
0件のコメント